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オランダ坂

猛暑の季節ですので家の中で模写に挑戦しました。

酒井敦彦氏画(80歳)の絵葉書(平戸文化財研究所発行)を模写させていただきました。氏は長崎県出身の水彩画家で水彩連盟の運営委員をされています。

前回は「オランダ橋」を模写(未投稿)、今回は「オランダ坂」に挑戦してみました。


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コメント: 7
  • #1

    Sugane (日曜日, 08 8月 2021 10:37)

    これ良いですね!
    自分の好きなタイプの絵です。
    一見さらっと描かれてたようですが
    長崎特有の坂道の雰囲気から
    現地の空気感まで香り立つ様な絵ですね。
    なんかコロナ禍が明けたら久しぶりに長崎に
    訪れたくなりました。

  • #2

    わたなべ (日曜日, 08 8月 2021 13:13)

    坂の手前の力強いタッチから奥行きを感じさせる色調の変化で風情のある坂道を描かれていて、いいですね。

  • #3

    森田 (月曜日, 09 8月 2021 09:51)

    上野さんの画風とは少し違った作品ですね。模写によって表現の幅を広げようとされているようで、見習いたいです。長崎のオランダ坂は10年ばかり前に登ったことがあります。坂の上に100年以上前に外国人によって開学された活水女子大のキャンパスがありますが、長崎らしい雰囲気のある素敵な場所です。老体ゆえ登り切るのは難しいかも知れませんが、スケッチブックを持って再訪したいです。

  • #4

    上野 (月曜日, 09 8月 2021 15:59)

    皆さま、コメントをありがとうございます。酒井敦彦氏の絵は、風景を氏の個性でより情緒的に、一層味わい深く描かれていて演出力と申しますかそういうところに惹かれました。
    長崎は過去に2度ほど訪れましたが、思い出に残るのは春日八郎の歌う「長崎の女(ひと)」にでてくる“夢をまさぐるオランダ坂”です。
    二十代のころ、お馬で大穴を当てた学生時代からの京都の友人のおごりで、一生一度のこと、などと言いながら若造二人が三条にあったナイトクラブ「べラミ」を訪れ、さらには当日開催していた店のイベント「のど自慢大会」に参加、べラミのハウスバンドをバックに「長崎の女」を歌って一等賞、お仕立券付き高級ワイシャツ生地を入手した若き日の楽しい思い出であります。
    そのころ、坂本九やフランク永井、平尾昌晃、加山雄三、越路吹雪などがべラミでのコンサートのライブ盤レコードを競って発売するという時代でした。お店はその10年後くらいにママさんの死とともに惜しまれつつ閉店、本当に一生一度のことで終わってしまいました。
    長くなりましたが私と「オランダ坂」の謂れ因縁裏話でした。

  • #5

    森田 (火曜日, 10 8月 2021 14:44)

    色々な才能をお持ちですね。続きは一杯やりながらお聞かせください。

  • #6

    酒井敦彦 (木曜日, 26 8月 2021 12:27)

    いゃ~!私の絵を参考にして下さるとは、ありがとうございます‼️

  • #7

    上野 寛 (木曜日, 26 8月 2021 20:05)

    酒井様、
    コメントをありがとうございます。ご本人に見ていただけるとは思いもよらぬことでしたので驚いています。
    お手本を見ながらとはいえ、また当たり前とはいえ、酒井様のような味わいを出したいと思う気持ちは重々ありながら描き出せないじれったさ、未熟さを思い知りながら模写させていただきました。
    絵ハガキはこの6月ごろ、7年前に亡くなりました母の遺品の再整理中にアルバムの間に見つけました。構図、色合いに強く惹かれまして勉強のために模写させていただいた次第です。
    これをご縁に今後ともこのギャラリーを時々でも覗いていただけましたら幸甚に存じます。