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水彩画教室での製作

A先生水彩画教室での製作です。

描き方の手順は以下の通りです。

1 鉛筆で大まかな下書きをして、練り消しを転がして線を薄めます。

2 屋根、電柱、木立の中の光をマスキング。

3 雲は水塗りの上から絵の具を垂らすように置き、無理の腰部分が雲になるように描きます。

4 奥の山肌をドライブラシを使ったグリザイユ技法で描きます。

5 山の右半分はグリザイユの色に赤みを足した色で彩色します。

6 山の着色と同時に山野辺に浮かぶ雲をぼかしながら表現

7 手前の木立と家をドライブラシを使ったグリザイユ技法で描きます。

8 中景の山並みを手前の木立より薄めの絵の具で着色。

9 屋根と木立ちのマスキングを取り、紫をベースに木立と雪部分を着色。

10 電柱のマスキングを取り電柱の彩色や手前側の黄色がかった雪原などの仕上げを行う。

 

学んだテクニックとして、雲を描くときなどは、途中で水を足さないこと。

淡く描く場合や描いた絵の具を拭う場合などは共通して、使っていた筆を紙で一旦拭い、水の濃度を合わせた筆で、伸ばしたり拭い取ったりすると自然な表現ができる。

ポイント的にくっきりさせるところのみティッシュを使う。

 

この作品も含め最近A先生の教室で描いた作品および元となった写真、書き方手順が示された教材を19日の2月例会に持参します。

興味ある方には内緒で開示させていただきます。

コメント: 2 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    渡辺 (土曜日, 16 2月 2019 08:15)

    いつもながら繊細で丁寧な仕上がりですね。水彩ならではのにじみやぼかし方を伝授していただきたいです。

  • #2

    森田 (日曜日, 17 2月 2019 09:54)

    色々なテクニックがあるんですね、例会で実際の作品を観せて頂くのを楽しみにしています。